金光教阿漕(あこぎ)教会

名前はあこぎですが、あこぎな教会ではありません。そもそも、あこぎというのは地名です。広辞苑では「よこしまなこと、悪いと分かってて何度も繰り返すこと」とありますが、三重県津市の伊勢湾の海岸の名前です。昔、伊勢神宮の御料地で、一般人の漁は堅く禁じられていましたが、近くに住んでいた阿漕平治という若者が母の病気によく効くという、ヤガラという魚を母に食べさせる為に悪いとわかって何度も禁漁を破り、ついには捕まって、処刑されてしまったという伝説から、悪いイメージがついてしまいました。しかし、阿漕平治は決して極悪非道な悪人ではなく、母思いの親横行息子だったのです。地元では今でも、平治の霊を慰めるために、毎年盆供養が行われているのです。
